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知ろう!学ぼう!

T touch is fun and it works!テリントンTタッチ

テリントンTタッチは、動物専門家として世界的に著名なリンダ・テリントンジョーンズ女史によって開発されたボディーワークです。よくある行動の問題や身体的問題の解決方法を見出し、パフォーマンスと健康状態を向上させてくれます。また人間と動物の相互理解と効果的なコミュニケーションを通し、より深い信頼関係を築くことができます。

今回は、プラクティショナーコースが行われている山梨県の「ドッグリゾートWoof」にお邪魔し、デビー・ポッツ先生とローレン・マッコール先生のお二人にTタッチについてお話しを聞いてきました。

優しさと理解を持ちあわせ行うことにより、動物のストレスを軽減させ、パートナー自身に自信を持たせます。
タッチワーク(指で円を描きながら身体を優しくなでる方法)と、グラウンドワーク(簡単な障害物を使って歩かせる方法)の組み合わせで、健康増進、心の安定、そして集中力をアップし学習能力を高めます。

Tタッチが考案されて30年ほど経ちますが、現在世界何カ国くらいでTタッチが使われていますか?また日本では、だいたいどのくらいの人たちに普及していますか。

6大陸36か国にTタッチ経験者がいます。

6大陸36か国にTタッチ経験者がいます。

私自身日本に来はじめて18年になりますが、毎年こういった講習会を、年3回、多い時は4回ほど各地で開いています。その都度、各地から受講生が来るので普及している人数は相当数になるでしょう。
専門的な認定を受けたプラクティショナーは、現在日本に20人ほどいて、そのプラクティショナーも、お客さんをうけていますのでピラミッド型に広がりがあり、もう何百人の数字ではないと思います。
また雑誌に取り上げられることもあるので、実際にやってはいなくても見る・読む・そして知る、と考えると結構な数になりますね。

Tタッチの魅力、そして効果について教えてください。

Tタッチの魅力、そして効果について教えてください。

多分大きな魅力は誰でもできることだと思います。Tタッチを行うと、された動物と飼い主との間に絆を深めることができます。また健康、行動、しつけといったところで問題を抱えている場合にもTタッチが使えます。
「誰にでも簡単にできる+絆を深める」ことが、飼い主さんにとってTタッチの一番の魅力だと思います。

これまで多くの動物たちにTタッチを施してきたかと思いますが、その中で印象的だったこと、驚いたことなど教えてください。

これまで多くの動物たちにTタッチを施してきたかと思いますが、その中で印象的だったこと、驚いたことなど教えてください。

以前ローレンと2人で象にTタッチをしたことがあって、象の健康管理に役立ったと言われました。象は人工飼育をされると、コンクリートの上で必ず足がひび割れて薬をたくさん使うことになります。
飼育係りの人に象の足にTタッチをすることを伝授し、日常的な管理の中でお願いしたところ随分延命になったと聞きました。

象の足の裏や皮膚はとても厚いですが?

--デビー先生が靴の上からTタッチ--

靴の上からでも感じるでしょう。象の足も同じです。何もかわらずいつもと同じ強さで行います。象は目を細めてとても気持ちよさそうでした。大きな家畜のような動物も、小さなハエが体にとまると払いますよね、それと同じなんです。

またTタッチは、誰も何もしてあげられないと思うような状態の動物たちに手を差し伸べることができます。 高齢の動物に、楽に生活できるようにしてあげられる。誰にでもできるメリットがあります。自分が飼っている動物が、例えば苦しんでいたりする時、「私は素人だから何もできない」ではなく、日常的にたくさんできることがあると飼い主にとっても支えになります。飼い主が何かをしてあげられるエンパワーメントになる、そんな力を与えることができます。

高齢になるとどこが悪いわけではないけれど、関節が痛そう、何か気分が悪そうにしていると何かしてあげたいと思う、では一体何ができるのだろうとそういう望みから私はTタッチを始めました。
もうひとつは、例えば犬に行動の問題がある場合「この子は攻撃的だからどうしようもない」と社会からレッテルと貼られてしまうことがあります。レッテルを貼られた動物に対し、飼い主と上手に生活をしていくためには何ができるのかというところに手を差し伸べることができます。Tタッチは人間と動物の関係を改善するための道具です。
あとは問題解決だけでなく、何もない時でも日常的にTタッチをして欲しいと思います。
夕方テレビを見ながら自分の猫やうさぎを膝の上に置いてタッチみたり…。タッチしている方もされている方も気持ちが良いので、問題なくてもTタッチをしている方はたくさんいますよ。

日本の飼い主さんに伝えたいこと、日本の飼い主を見て感じることを教えてください。

動物のために色いろなことを学びたいと、みなさんの強い意欲を感じます。
Tタッチに興味を持ち学びに来てくれるの飼い主さんは、自分が動物のためになにができるのかと模索していて大変ありがたいです。

それと日本の方の誠実さを多々感じます。一緒に暮らす動物たちのために何かをしてあげたいと大きなパワーを感じます。

Tタッチを学ぶと、自分の「こうあるべき」の考え方が「こういう見え方もあるんだ」と他を受け入れやすくなり、ハートが開く感じがします。Tタッチを通し人に対しても優しくなれるような感じがします。

そのとおりです。このことは日本の方へのメッセージのひとつとして言おうと思っていました。Tタッチをすることは、動物のためだけでなく同時に自分も気持ち良くなり、自身を助けることができます。
昨今のストレス生活の中で、ちょっとTタッチをすると、される側だけではなく自分の癒しの時間にもなると理解して欲しいですね。

Tタッチを学ぶと、自分の「こうあるべき」の考え方が「こういう見え方もあるんだ」と他を受け入れやすくなり、ハートが開く感じがします。Tタッチを通し人に対しても優しくなれるような感じがします。

そのとおりです!動物も人間も千差万別、自分たちが与えられた条件の中で 目の前にいるその動物たちのベストな状態とは何だろうと考える、Tタッチは、紋切り型で何かをしようということではないんですよね。 Tタッチの心の話しはみなさんによくします。Tタッチは心を入れて行うことなのです。Tタッチが人に影響を与えられれば世界はかわりますね(笑)

最後に今後の展望やメッセージを

実は今人間にもTタッチも始めています。付き合う人間が心穏やかでバランスがとれていればそれだけで周りも穏やかでいられますから。Tタッチはあらゆる動物によい影響を与えるので人間にも恩恵があることを広めたい。人間も動物。動物は鏡、人間がかわることで動物もかわります。

memo

プラクティショナーコースは、終始笑いが絶えずとてもリラックスした雰囲気の中行われ受講生の方も参加している動物たちも実に楽しそう。
ハッピーなほうが学習能力が高まるのよ、そうお二人は優しい笑顔でおっしゃっていました。
心の癒しと健康促進のTタッチで、人も動物も健やかな毎日を。みなさんの日常にもTタッチを取り入れてみてはいかがでしょうか。

プロフィール

デビー・ポッツ先生 / ローレン・マッコール先生

デビー・ポッツ先生(Debby Potts)

デビー・ポッツ先生は、TTEAMとTタッチのインストラクターの中でもトップ4の1人として全世界的に知られ、20数年におよぶ経験を持っています。動物看護士の資格を持ち、高い評価を受ける多くのトレーナーの下で勉強を続けてきました。また、数多くの国際レベルのカンファレンスでスピーカーとしてTタッチについて発表してきました。北米、ヨーロッパ、日本、南アフリカにおいて、グループ対象のワークショップや個人対象のプライベートセッションで指導しています。レイキ(霊気)のレベル2と4を取得し、Cranio-Sacral(クラニオ・セイクラル)トレーニングを受けました。彼女の大切な人と動物の家族と共にオレゴン州ニューバーグに在住しています。APDT会員。

デビー・ポッツ先生 / ローレン・マッコール先生

ローレン・マッコール先生(Lauren McCall)

ローレン・マッコール先生は、Tタッチとアニマル・コミュニケーションを通じて生涯にわたる動物への愛情を捧げています。彼女は、Tタッチのインストラクターであり、テリントンTタッチ本部の上級役員としても活躍してきました。日本では、プラクティショナー・トレーニングとラビット・アソシエイト認定プログラムの指導にあたっています。北米、ヨーロッパ、南アフリカ、アジアでTタッチとアニマル・コミュニケーションを教え、また家庭でアニマル・コミュニケーションを学べるCD-ROM “Making the Connection”を制作しました。現在は、オレゴン州ポートランドに、パートナーと猫1匹、犬2頭、社交的なうさぎ一羽、モルモット2匹と一緒に暮らしています。

テリントンTタッチ 日本事務局

テリントンTタッチ 日本事務局
住所
〒154-0012 東京都世田谷区駒沢5-12-9
ホームページ
http://www.ttouch.jp/