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知ろう!学ぼう!

里親座談会:里親さんと保護犬を知る

先日ブリオは、里親座談会を開催しました。座談会には6名の飼い主さんとお子さん2名、そして6頭のワンコさんが参加してくださいました。
いわゆる「保護犬」と呼ばれるワンコさん、その性格やしつけの難しさ、そして体力のことなど、まだ「保護犬」のことを知らない人が抱くさまざまな疑問に、みなさん丁寧にお答えいただきました。それではご覧ください。

里親座談会

保護犬って野良犬でしょう?

ちえりさん
昔は軒下で子供を産んでしまったのが野良犬…。ということだったと思います。でも今は、さまざまな人間事情で持ち込まれる「血統書付きで売られていたであろう」キレイな純血種が圧倒的に多いです!!
よく言われるのが、「え?こんなに普通に綺麗なダックスが保健所の子?うそでしょ?雑種だけじゃないの?保健所にいる犬って?」と…。
むっちーさん
保護犬は基本的にセンターに持ち込むか捕獲ですが、捕獲の大半は、飼い主がいて逃げ出したか、飼い主が故意に放した(捨てた)ものですよ。うちのシルバは僕と出会った時には「おすわり」も「トイレ」もできていたので明らかに人には触れていたんだと思います。

左:むっちーさん宅のシルバ君(推定6歳) 右:さとひろさん宅のソラちゃん(6歳)左:むっちーさん宅のシルバ君(推定6歳)
右:さとひろさん宅のソラちゃん(6歳)

保護犬って凶暴じゃない?

こやまのおさるさん
凶暴な子もいます。でもそれはその子の問題ではなく、人間が誤った対応をしてうえつけてしまったものです。
ヒデ丸も預かりボランティアさんのところではかなり威嚇したそうですし、我が家に来てからも恐怖による威嚇行動は頻繁にありました。今も完全になくなってはいません。ですが家庭犬として充分暮らしていけます。時間とともに解決していけます。
また保護犬だけでなく、犬は社会化不足や飼い主の対応でガウガウ犬になってしまいます。
凶暴(傾向のある)な小型犬にときどき遭遇します。体の大きさにかかわらず、しつけをすること、犬は犬の中で社会化することが大切なのではないでしょうか。

ヒデまり父ちゃんさん&こやまのおさるさん宅の前:ヒデ丸君(推定4歳)、<br />後:まりもちゃん(4歳)ヒデまり父ちゃんさん&こやまのおさるさん宅の
前:ヒデ丸君(推定4歳)、
後:まりもちゃん(4歳)

保護犬って体が弱いんじゃない?

ちえりさん
保護犬のみならず、今のペットブームで生まれてきた子たちはみんな実は体が弱いです。けれどそれを知らずに子犬を買う…、すぐに死んでしまう…。
そんな事例も多々あります。だったら、保護犬で、愛護団体さんでしっかり検査もしてくれてあって、例えばなにかすでに持病があったら、どんな病気とどんな風に向き合えばいいのかと事前に準備ができる安心感もあるのが私はいいと思っています。
ペットショップから高価な金額で買った子がすぐに不治の病になることもあります。ならば、最初からどんな病気になっていてどうしたらいいのかがわかっている生活の方が、より飼い主さんにとっては心の安心ではないでしょうか。

ちえりさん宅のアル君(推定9歳)ちえりさん宅のアル君(推定9歳)

成犬で飼っても慣れる?新しい名前を覚える?しつけは?

ココロママさん
団体さんの方で、ある程度のしつけをして下さっていたので、信頼してくれるようになれば、「待て」「よし」「いけない」などがすぐに出来るようになりました。
トイレもその都度きちんと教えてあげると、だんだんと出来るようになりました。
私は東日本大震災で多くの被災動物がいることを知りました。その頃ちょうど犬を家族の一員として迎え入れようと思っていたのです。そしてその後団体さんを通じ被災犬ではなかったけど、ココロとの出会いがありました。
初めて犬を飼うということもあり、犬だけを預けるのではなく、どうやってしつけるのかを飼い主が知ることも大切だと思って、ココロと一緒に習えるしつけ教室に通いました。
新しい名前については、最初は全く反応しませんでしたね。当たり前だと思います。直前まで違う名前で呼ばれてましたから。
でも、数日で自分の名前を理解したようで、呼ぶとすぐに飛んできます。
早く覚えてもらうために、みんなで名前をいっぱい呼んであげました。

ココロママさん宅のココロちゃん(推定5~6歳)ココロママさん宅のココロちゃん(推定5~6歳)

むっちーさん
僕もシルバは人生初のわんこでした。1階の庭があるマンションに住んだときに、犬を飼おうねという話しになりました。当時は保護犬の存在は知らなくて、漠然とミニチュアダックスがいいなと思い犬種の検索をしていたら、保護センターを知りそしてシルバと出会いました。
なので慣れるかな、ほんとに大丈夫かな?どっか行っちゃって、帰って来ないんじゃないか?とか、いろいろ考えました。今はもちろん、そんなバカバカしい不安もなく、過ごしています。
さとひろさん
犬は飼い主を選びますから、赤ちゃんから飼うよりは「この子、私に懐かない!」なんてことがあるかもしれないですけど、ゆっくり家族になって行けばいいと思います。犬はすごいので、過去に痛みを負っても、また人間を信じてくれるのだから、そのペースに任せればいいと思います。
新しい名前については、彼らはもちろん名前を理解してるとは思いますが、呼び声が自分に向けられてるかどうかで判断してそうな気がします。

さとひろさん宅のソラちゃん(6歳)さとひろさん宅のソラちゃん(6歳)

memo

次回は、里親になって良かったこと、苦労したこと、そして先住犬やお子さんとのトラブルについてご紹介します。
どうぞお楽しみに。

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プロフィール

蓮見千栄さん (共同企画・司会進行)

蓮見千栄さん (共同企画・司会進行)Blog|ココロの栄養 。。。
  • 保護犬・シニア犬・ハンデ犬 Happy Lifeナビゲーター
  • 愛犬家住宅コーディネーター
  • ペットヘルパー2級
参加してくださった里親さん
むっちーさん
Blog|ワンを飼うということ
こやまのおさるさん
Blog|どこまでも歩こう
ヒデまり父ちゃんさん
 
さとひろさん
Blog|ちびたんと独り言
ココロママさん
Blog|(有)日成塗装二代目社長と保護犬ココロの虹色日記