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Pick up!!! - ブリオのおすすめ書籍 : 同伴避難

ブリオのおすすめ書籍 : 同伴避難

[著者]児玉小枝さんからメッセージ

福島第一原発事故により緊急避難を余儀なくされた人々がペットを置き去りにして避難したことで、多くのどうぶつたちの命が危機にさらされました。

「ペットは家族」…、そんなイメージが定着しつつあるかに思えていた日本で、なぜこのような悲劇が起きてしまったのか。どうすれば彼らの命を守ることができたのか。その答えを探すため、震災1カ月後の4月上旬、私は新潟へと取材に向かいました。
新潟は、被災3県以外の都道府県で最も多くの被災者を受け入れた県であり、何より、ペットを“家族”と認め、発災直後より被災地からのペット同伴避難者を積極的にサポートした自治体でした。
福島県内の避難所や避難用バスで「ペットは禁止」と同伴を拒否されながらも、「家族だから見捨てるわけにはいかない」と、犬や猫を連れて避難してきた方たちは、新潟のこの取り組みによって物心両面で救われました。

本書を通じ、そんな10組のご家族とペットとの絆を感じていただき、彼らの命と心を守った新潟の、あたたかく力強い支援について知るきっかけにしていただければ幸いです。

写真展の主旨に賛同してくださる方に展示作品の貸し出しをさせていただいています。
各地での開催日程や貸し出し方法など、詳細は下記ホームページをご覧ください。

http://doubutsuphoto.blogspot.jp/

同伴避難

まだ目も開いてない仔犬の時に、保健所からシズエおばあちゃんのもとへやってきたクンクン。原発の影響で2週間離ればなれの生活を余儀なくされましたが、その後は新潟県三条市の公共施設の中のコンテナハウスが二人の住処。
おばあちゃんもクンクンも嬉しそう。

同伴避難

南相馬から新潟西総合スポーツセンターへ避難したなつめちゃん。
避難所に猫を同伴できると思っていなかった飼い主の国子さんは、ペットホテルに預けようと思っていたところ「ペットの避難スペースがあるので一緒に連れてきてください」と言われとても驚いたそう。リードをつけて避難所をお散歩する姿に子どもも大人も自然に笑顔がこぼれます。

同伴避難

転々と続けた避難生活も、それぞれの避難所にチャージ君の居場所はなく、お父さんとお母さんが交代でチャージ君と車中泊を続けていました。
最後にたどりついたのがここ新潟県長岡市の老人憩いの家「夕映荘」。建物横の駐車場をペットのスペースとして提供してくれました。獣医さんやボランティアさんにケアしてもらったチャージ君はみるみるうちに元気になり、飼い主のいづみさんが落ち込んだ時も、チャージ君はそばでそっと寄り添いいづみさんの大きな心の支えとなりました。

同伴避難

新潟西総合スポーツセンターの屋内ゲートボール場は、被災ペット専用避難スペースです。ペットが入るケージとケージの間はできる限りスペースが開けられ、被災ペットのストレスをできるだけ軽減しています。
支援物資も充実し、ボランティアと獣医師、市職員との連携で被災ペットとペット同伴避難者が安心して暮らせる配慮がされています。

本の紹介

どうぶつたちへのレクイエム

同伴避難
著者名
児玉小枝
価格
1,260円(税込)

本は日本出版社さんのサイトからご購入いただけます。

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日本出版社

プロフィール

児玉小枝さん

児玉小枝さんのご紹介

写真家。
言葉を持たないどうぶつたちの代弁者としてメッセージを発信することをライフワークにしている。
1970年、広島県生まれ。

著書
「どうぶつたちへのレクイエム」
「どうぶつたちに、ありがとう」
「同伴避難~家族だから、ずっといっしょに~」(いずれも日本出版社刊)
「明るい老犬介護」(桜桃書房刊)