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Pick up!!! - ブリオのおすすめ書籍 : ラスト・チャンス!ぼくに家族ができた日

ブリオのおすすめ書籍 : ラスト・チャンス!ぼくに家族ができた日

この本は、動物管理センターに迷い犬として保護されたえびぞう君のお話しです。放浪中人間にいじめられたのか、
怖がりで人慣れしていないえびぞう君でしたが、しだいにセンターのみなさんの無償の愛に支えられ少しづつ心を開き、ある時、優しい飼い主さんとの出会いを果たし、温かい家族を得ることができました。
えびぞう君のように「譲渡対象」となり新しい家族として再出発できる犬は、全国で全体の14.5%です。一方もとの飼い主や新しい家族が見つからず「殺処分」となる犬は、全体の55.6%にものぼります。
もしこれから犬や猫と暮らそうとお考えの方、もしくは周りにそのような方がいらしたら、ぜひこのえびぞう君のように、もう一度生きるチャンスを与えられた子たちを救ってください。保護収容されている子の引き取りを望む市民が増えれば増えるほど、譲渡対象の数も増え、無駄に絶たれる命を減らすことができます。
全ページにルビが振られているこのフォトストーリーブックは、小学校低学年から読むことができます。大人から子供まで「一度飼い始めたら決して捨てない」と、いつの日か「殺処分ゼロ」の世の中を目指し、ぜひ多くの方に読んでいただきたいと思います。

[著者]児玉小枝さんからメッセージ

近年、日本において、家庭の中でともに暮らす犬や猫は“家族の一員”であるとの意識がじょじょに浸透してきている一方で、いまだ“不要になった”“不都合になった”とゴミのように捨てられ、絶たれていっている“いのち”があります。飼い主によって飼育放棄されたり迷子になったりして行政の施設に収容され、殺処分されている犬は全国で年間4万頭以上。一方、収容された子の中で譲渡対象となって命を救われている犬の数は、その半分にも満たないのが現状です。譲渡されれば救われる命が、引き取り手がないばかりに“ラスト・チャンス”を与えてもらうことなく次々と殺されていっている状況なのです。

そんな中、行政の施設から犬を譲渡してもらえることをご存知ない方は、まだまだ多くおられます。本書に登場して下さる、えびぞう君の譲渡家庭のご夫婦も、たまたま動物管理センターの横を車で通りかかって譲渡事業について書かれた看板を見るまでは、センターから犬を引き取れることを知らなかったそうです。そんな風に、知ることによって、行政施設に足を運んでくださる方は、日本全国にたくさんおられると思うのです。

ラスト・チャンス!ぼくに家族が出来た日

ラスト・チャンス!ぼくに家族が出来た日

著者名
:児玉小枝
定価
:本体 1,400円+税

書籍のお買い求めは、WAVE出版さんのサイトから、またアマゾンを含む一般書店からお求めいただけます。

また、子どもたちへの教育においても、家庭の中での最たる弱者であり、自分よりも弱い立場にあるペットの命を尊び、彼らの気持ちに共感する感性を育むことは、他者への思いやりや、命の大切さを学ぶことにつながるのではないかと思っています。そういった意味でも、大人はもちろん、子どもたちにもぜひ、本書を手にしていただき、えびぞう君の想いに共感し、「自分も、もしも犬と暮らし始めるなら、施設に行って、えびぞう君みたいな子を救って、幸せにしてあげたい」「自分の家で飼っている子には、えびぞう君みたいな悲しい思いをさせないため、決して捨てず、最後まで命に責任を持とう」…そんな風に感じてもらえたらと願っています。

昨年9月に改正施行された「動物の愛護及び管理に関する法律」では、飼い主による終生飼養の責務や、行政が引き取った犬猫の譲渡努力義務も明確化されました。また同年11月には環境省が、犬猫の殺処分を減らすことを目指す「人と動物が幸せに暮らす社会の実現プロジェクト」を発足させました。
 日本全国の人たちが、一度、犬を家族に迎え入れたなら、その命を「決して捨てない」こと、そして新しく犬と暮らし始めるなら、「捨てられた子を救う」こと、この2つのことを実行してくれさえすれば、いつか“殺処分ゼロ”の世の中を実現することだって夢ではないはず…そう信じています。
 本書が、犬と暮らし始める時、施設に収容されている子を家族に迎えるという方法があるのだということ、そうすることで、ひとつの尊い命を救うことができるのだということを、1人でも多くの方に知って頂くきっかけとなれるよう、祈っています。

写真展の主旨に賛同してくださる方に、展示作品の貸し出しをさせていただいています。
各地での開催日程や貸し出し方法など、詳細は下記ホームページをご覧ください。

http://doubutsuphoto.blogspot.jp/

本の紹介

「草の根ポスター大作戦」参加者募集中!

「草の根ポスター大作戦」参加者募集中!

児玉小枝さんが代表をつとめている「どうぶつ福祉ネットワーク」は、私たちの社会あるいは家族の一員である、どうぶつたちの福祉向上のために、自分にできることを何かしたい…、と考える有志の集まりです。それぞれの立場や技能、あいた時間を活かして、できる時にできることを、できる範囲で、無理なく続けていこう♪をコンセプトに、ゆるやかにつながり活動をしています。こちらの会では、日本のどうぶつたちが置かれている現実と、彼らの命を守るために私たちにできることを1人でも多くの人に伝えるため、啓発ポスターの掲示活動を行っています。ポスターは掲示にご協力いただける方に無料配布中。
詳細は下記ホームページアドレスやfacebookページをご覧ください。みなさまのご参加をお待ちしております。
http://www1.u-netsurf.ne.jp/~s-kodama/Animal_net/

プロフィール

児玉小枝さん

児玉小枝さんのご紹介

写真家、フォト・ジャーナリスト。
言葉を持たないどうぶつたちの代弁者としてメッセージを発信することをライフワークにしている。
1970年、広島県生まれ。

著書
「どうぶつたちへのレクイエム」
「どうぶつたちに、ありがとう」
「同伴避難~家族だから、ずっといっしょに~」(いずれも日本出版社刊)
「明るい老犬介護」(桜桃書房刊)