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Pick up!!! - ブリオのおススメ映画:For Dogs...

For Dogs...

2012年に開催された第1回「国際どうぶつ映画祭 IN 神戸」の自主制作部門でグランプリを受賞した短編映画
「For Dogs...」。今回は、制作者のEllieさんにこの映画についてお話しを聞きました。

ブリオ
今回この映画の着想のきっかけを教えてください。
Ellieさん

作りたいと思っていた内容は、ずっと前からただ1つ「保護犬」のことでした。以前海外で暮らしていた時は、父が今まで雑種しか飼ったことがなく、犬を飼うということは、動物保護団体(SPCA)に出会いを求めに行く、それ以外思いつきませんでした。他の選択肢は考えられず、あたりまえのように保護犬(野良犬が産んだ犬)の里親になりました。

その後帰国した時も、里親募集されている犬しか自分の中では選択肢が思いつかなかったので、アイラと出会いました。海外で暮らしていた犬と同様、アイラも野良犬が産んだ犬です。

日本で多くの飼い主さんと知り合うようになり、実は保護犬よりそうでない犬と暮らしていることの方がはるかに多いことに気付きました。さらに、里親になるという選択肢や、保護犬にどのように出会えるかも知らないことが多いと知りました。
もちろん、ある犬種が本当に好きで、あえて探す方もいます。ですが、多くの方は特別にこだわりがあるというより、漠然とこんな犬がいいなと思ったのがきっかけだったりします。そして、新たに犬を探している方に、聞かれることもありました。

「柴犬が欲しいのだけど、どこを探せばいいの?」そう聞かれた時、「本当に柴犬という犬種が欲しいの?それともなんとなく和風で昔ながらの犬が欲しい?」と聞くと、なんとなくという答えでした。
柴系の雑種は、子犬から成犬までいっぱい里親募集されています。

ちょうどその時、玉川河川敷で里親会があるので一度行かれてみては?とお伝えすると、後日茶色い雑種の子の里親になられていました。インターネットをしない方は、特に里親会の情報はなかなか入ってこないので、そのような犬との出会いがあることも知らないだけだったりします。

また別の時は、ある犬友さんに「ボーダーコリーを探している方がいるのですがどこで探せばいいですか?」と聞かれました。ちょうど、ボーダーコリーの人気が出てきた頃で、見かけることが増えてなんとなく気になる犬種になったのかなと思いました。ドッグスポーツをやりたいとかではないのなら、ちょうど、知り合いが、野良の子犬たちを何匹か保護したのだけど、その仔たちはちょっとボーダーコリー似の雑種なので、一度会ってみてはいかがですか?と答えました。その後その方は、その白黒の雑種の子の里親になったと知らせがきました。

「里親になる」という選択肢があるということを、知らない方がとても多いのです。確かに知らない場合、ペットショップで出会うのが一番簡単な方法だと思います。それが悪いわけではなく、そういう情報が行き渡ってないことが問題だと思います。

ではどのような形でそのことを知ってもらえるか…?
私は今まで、撮影の現場に多く関わってきたので、多少のノウハウはあります。なので映像という形でメッセージを伝えられないかと思いました。そして、映画祭が最後の一押しとなり、多くの方に見ていただいてメッセージを伝えようと思いました。

ブリオ
この映画をどのような人に観てもらいたいですか?
Ellieさん
いろいろな方に見ていただきたいです。
今、すでに犬を飼っている人には、次の犬を迎えようと考えた時に、里親という選択肢があることを知ってほしいです。
 そして、すでに保護犬を飼っている方にも、自分の愛犬とはまた違う過去をもつ犬もいるということ、そして、この映画で伝えようとしているメッセージを、自分の言葉で自分のやり方で周りに広めるきっかけになれば嬉しいです。

これから犬を飼いたいと思っている人は、まさに今ペットショップなどを覗いている時期かもしれません。

保護犬は、一緒に暮らすのが難しいかもしれない、ずっと暗い顔をしているのかもしれない、そんな風に思っている方もいると思います。そういう方には、保護犬も飼い主との接し方によって、映画の犬たちのように幸せな表情になりえる。そして、出会いを待っている犬はいっぱいいる。そのような犬の里親になるという選択肢もあるということを知っていただきたいです。

そして、今現在全く動物に興味を持っていない方は、それこそ出会いを待っている多くの動物たちの存在について知らなかった可能性もあります。そのような方に、少しでもこの現状を知ってもらうきっかけになれば、そして少しでも関心が向けばと思います。

ブリオ
今後の展望をお聞かせください。
Ellieさん

これまで、動物のためのチャリティー音楽ライブでの上映や、全く動物に関係のないライブハウスでの音楽ライブでの上映、ペット関連イベントやセミナーでの上映、ペットの里親会での上映などを行ってきました。

これらは、これからも引き続き行っていきたいと思っています。また、現在は、ほとんど東京や埼玉でしか上映できていませんが、サポートしていただける方を増やし、他の地域での上映も増やして行きたいと思っています。
まだ実現はしていませんが、子供たちにも見てほしいと思います。その場合、字幕が読めない年齢の子供の場合は(映画は全て字幕でつづられています)、その場で子供に分かりやすい言葉でナレーションしたいと思います。

字幕を日本語と英語にしたのも、この内容は海外でも通用するものですので、海外での上映も行いたいと思っています。現在、シンガポールにある動物病院の待合室のテレビ画面で、この映画を流していただける予定です。より多くの人に見ていただける機会を作るように、頑張りたいと思います。

上映にご協力いただける方、また上映させていただけるイベント等現在募集中です。
ご連絡は、下記facebookページからメッセージお願いします。
http://www.facebook.com/IslayTheMutt

もしくはブログの、メールフォーム
http://islay.exblog.jp/
から受け付けています。

プロフィール

Ellie(エリー)さん

Ellie(エリー)さん

シンガポールで育ち、日本の大学への入学を機に日本へ。
2001年より独自で学んだ映像用ドッグトレーニングを始め、パートナー犬アイラ(Islay the Mutt)とともに数々の撮影現場を経験する。
愛玩動物飼養管理士2級、J-HABS ヒューマン・アニマル・ネイチャーボンド教育2級インストラクター。
電子書籍「ハリウッド式タレント犬トレーニング『アイラ・メソッド』」著者。

WANSELFコラボ手帳

WANSELFコラボ手帳

WANSELF「WANSELF2014手帳」☆★
映画「For Dogs…」とのコラボ表紙の手帳です。1冊のうち300円を「福島 飯舘わんにゃんサポーター☆ちーむぼんぼん」さんへ、助けが必要なワンちゃんのサポートに役立てられるように寄付されます。

コラボ表紙が実現したストーリー

「For Dogs...」は、保護犬を題材にした映画。
雑種犬のアイラちゃんが、現在幸せに暮らしている保護犬のもとへ巡業へ行き、撮影をするというストーリー。
WANSELF看板犬のナナとアンもスチール写真の出演をしています。

WANSELFコラボ手帳

紙カバーの裏面を見てみると、「里親になる方法」の解説があります。
保護犬は成犬である可能性が多いことから、成犬をお迎えする時の注意ポイントが記されています。

WANSELFコラボ手帳